2019/11/11 (更新日: 2019/11/23)
WBSS優勝を果たした井上尚弥、今回の勝利で確実にバンタム級において世界最強を証明しました。
今後の井上尚弥選手の動向にも目が話せません。
しかし、「最強トーナメントを制したあとはどうするの??」と思っている方も多いのではないでしょうか??
そこで今回は、井上尚弥選手の今後の動向そして対戦相手の候補も見て行きたいと思います。
米最大手のTopRankと井上尚弥選手が電撃契約発表!
WBSS決勝の試合直後の会見で米最大手のプロモーションであるTopRank(トップランク)社との契約が発表されました。
その直後に公開された動画がこちらです。
TopRank(トップランク)社のプロモーターのボブ・アラム氏も井上尚弥についてこう語っています。
「井上尚弥の才能は10年に一度の逸材。彼が2020年にアメリカで試合するのが楽しみでしょうがない。」
「日本のスターである井上尚弥を、アメリカでもスーパースターにしたい。」
と最大限の賛辞を述べています。また、ドネア選手との試合直後に上記の動画が公開されるなど単なるリップサービスでなく、本当に大きな期待を寄せていることが分かります。
気になる契約内容ですが、噂によると3年6試合契約、2020年はアメリカで2試合、日本で1試合とのことです。
井上尚弥選手は、2017年にアメリカの地でアントニオ・ニエベス選手と試合(6R終了TKO)しており、それ以来のアメリカ上陸にとなりそうです。
日本でしばらく見れないのは寂しいですが、ボクシングの本場アメリカで井上尚弥選手がセンセーショナルな活躍を見せてくれるのはそれ以上に楽しみです。
井上尚弥選手の気になる対戦相手候補は??
それでは、気になる対戦相手候補を紹介して行きたいと思います。
まずは井上尚弥選手のバンタム級の各主要団体の世界チャンピオン一覧です。
WBAスーパー、IBF | 井上尚弥(日本) |
WBO(正規) | ゾラ二・テテ(南アフリカ) |
WBO(暫定) | ジョンリル・カシメロ(フィリピン) |
WBC | ノルディ・ウバーリ(フィリピン) |
WBSSトーナメントを経て一気にベルトが井上尚弥選手の元に集まりましたが、まだ主要団体のバンタム級ベルト統一にはいたっておりません。
井上尚弥選手本人もバンタム級に留まると言っていますので、当面の目標はバンタム級主要団体全てのベルト統一となって来るでしょう。
そうなると、テテ、弟である拓真選手を判定で下したウバーリがターゲットとなって来るのですが、すでに試合が決まっており、以下の通りとなっています。
11月30日 WBO世界王者統一戦 ゾラ二・テテ(南アフリカ)VSジョンリル・カシメロ(フィリピン)
11月23日 WBC挑戦者決定戦 ルイス・ネリ(メキシコ)VSエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
未定 WBC世界タイトルマッチ ノルディ・ウバーリVS11月23日の勝者
と決まっています。
井上尚弥選手は、「ウバーリと試合して、弟の仇撃ちをしたい。」
と言っていましたが、ウバーリのと試合は、すぐには無理でしょう。
そうなると、井上選手と同じTopRank社契約選手でもあるWBOのゾラ二・テテ選手が最有力候補になると言えますが、実は井上戦に名乗りをあげている選手が一人います。
それが、
ギレルモ・リゴンドー選手(キューバ)です。
海外のボクシングファンならご存知だと思いますが、紹介します。
ギレルモ・リゴンドー
国籍:キューバ
年齢:39歳
身長:161.5cm(リーチ172cm)
戦績:21戦19勝(13KO)1敗1無効試合
KO率:68%
主な獲得タイトル:シドニーオリンピック金メダリスト、アテネオリンピック金メダリスト、WBA世界スーパーバンタム級スーパー王者、WBO世界スーパーバンタム級王者他
井上選手の1階級上であるスーパーバンタム級の元世界王者であり、オリンピックを2度制した超絶テクニシャンであるリゴンドー選手。
リゴンドー選手の最大の特徴は、精密機械とも呼ばれるテクニックです。特にディフェンス能力には圧巻のものがあり、消極的に見られることもありますが、全くリゴンドーを捕まえれず、試合終了となってしまうことが多いです。
そのリゴンドー選手を一躍有名にしたのが、あのノニト・ドネア選手との一戦です。
当時のドネア選手と言えば、パウンドフォーパンドでも上位に君臨しており、敵なし状態でした。そのドネア選手を一切寄せ付けず10回やって10回勝利するような完全な勝利を納めました。
また、KO率も68%と決して低くなく、決定力も持ち合わせています。
そのリゴンドー選手は井上選手より1階級上のスーパーバンタム級の選手で対戦は先かと思いましたが、どうやら井上選手と試合するためにバンタム級に下げるようです。
そして既にバンタム級での試合も決まっています。
12月3日 WBA王者決定戦 ギレルモ・リゴンドー(キューバ)VSリボリオ・ソリス(ベネズエラ)
井上選手のWBAスーパー王者に昇格に伴い、空位になったレギュラー王者をこの試合で争います。
この試合での勝利が条件とはなりますが、井上選手と試合する条件は整ってきています。
「モンスター 井上尚弥 VS 精密機械 リゴンドー」
この試合が決まれば、世界でも注目を浴びることは間違いなしです。
精密機械をモンスターが粉々に破壊するところを見たいですねーー。
あとは、WBCに因縁のネリがいますが、あんなダーティーな選手とは関わらない方がいいと思います。体重超過含めて何をしてくるかわかりません。是非、ロドリゲス選手にぶっ飛ばしてもらいたものです。
2020年井上尚弥選手の理想的な試合スケジュール
最後に2020年井上尚弥選手の理想的な試合スケジュールです。(個人的な)
第1戦 ギレルモ・リゴンドー(開催地 アメリカ)
第2戦 ゾラ二・テテ(開催地 アメリカ)
第3戦 ノルディ・ウバーリ(開催地 日本)
TopRank社(トップランク)との契約が年間3試合内2試合がアメリカとのことなので、まず精密機械リゴンドーを破壊し、アメリカで衝撃を与え、次にテテを倒しWBOのベルトを獲得、最後に日本で弟拓真の仇であるウバーリを倒し、WBCのベルトを獲得しバンタム級主要全団体を統一する。
これが達成されれば、完璧な2020年と言えるでしょう。
井上尚弥選手の2020年が今から楽しみですね。それでは。
*追記:ロドリゲスVSネリは、またしてもネリの体重超過により試合が中止になりました。本当ふざけた選手ですね。永久追放を希望します。
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