井上尚弥の所属する平岡アンディ選手が、トップランク社と契約後、初の試合が12月1日アメリカ・ラスベガスで試合を行いました。
結果は、2回2分15秒KO勝利。
ラスベガスデビューを鮮烈のKO勝利で飾りました。13勝(5KO)9負のロヘリオ・カサレス相手に順当な勝利と言えますが、トップランク契約後、ましてやラスベガスでの試合でしたから、相当なプレッシャーがあったのではないでしょうか。
その中で周囲が求める通りの結果を残したのはさすがとしか言い様がありません。
しかも、非常にアグレッシブなファイトスタイルをみせ、アメリカ受けしそうな雰囲気を感じさせました。
今後は、対戦相手の質も上がってくると思いますが、本場アメリカを震撼させるような試合をしていって欲しいものです。
ラスベガスデビュー!平岡アンディ選手のプロフィール
平岡アンディ(日本)
年齢 23
身長:180cm
戦績:15戦15勝(10KO)
勝率:100%(KO率67%)
主な獲得タイトル:初代日本スーパーライト級ユース王者ほか
15戦無敗のレコードを誇る平岡アンディ選手。
今回のKO勝利でKO数も2桁を超えました。まだ23歳と年齢も若くまだまだ伸びしろも充分です。
所属ジムは、井上尚弥選手と同じ大橋ボクシングジムでお互いに刺激を受けているようです。あのモンスター井上尚弥選手と同じジム、同じプロモーションと契約している平岡アンディ選手は嫌でも注目を集めますね。
トップランク社と契約を果たし、アメリカに主戦場を移した平岡アンディ選手ですが、実は以前にもアメリカでトレーニングを行っていたようです。
その時の映像がこちらです。
ミットを持っているのは日本でもおなじみの50戦無敗の5階級王者フロイド・メイウェザーJrの叔父にして元世界2階級制覇のロジャー・メイウェザーです。
ここに来て、まさかのメイウェザーです。
ロジャーは、フロイド・メイウェザーJrも担当していた名トレーナーです。
そのロジャー・メイウェザーも認めるほどの才能を持つ平岡アンディはまさに世界が注目する超有望株と言えるでしょう。
平岡アンディの階級スーパーライト級は強豪ひしめく階級
平岡アンディ選手の階級であるスーパーライト級(61.235〜63.503kg)は激戦階級です。
井上尚弥選手のWBSSバンダム級トーナメントと共に、スーパーライト級のWBSSトーナメントも行われており、激闘が繰り広げられました。
その結果、イギリスのジョシュ・テイラー選手が優勝を果たしています。
そのジョシュ・テイラー選手のプロフィール、映像がこちらです。
ジョシュ・テイラー(イギリス)
年齢 28
身長(リーチ):178cm(177cm)
戦績:16戦16勝(12KO)
勝率:100%(KO率75%)
主な獲得タイトル:IBFスーパーライト級世界王者、WBAスーパーライト級スーパー世界王者、WBCスーパーライト級ダイヤモンド世界王者ほか
未だ無敗、そして75%と非常に高いKO率を誇るジョシュ・テイラー選手。
映像からもわかるようにパワー・スピードを兼ね揃えたアグレッシブなファイターです。今後、キャリアを重ねた平岡アンディ選手がこの選手とぶつかるようなことがあれば、、、今から楽しみすぎます。
他にも強烈な選手揃いで、中々日本人は割って入りにくい階級ですが、着実に力をつけ、世界の舞台で活躍して欲しいものです。
ちなみに井上尚弥選手の従兄弟である井上浩樹選手もスーパーライト級に属しており、現在14勝(11KO)無敗と順当なキャリアを築いています。
スーパーライト級は、日本人には非常に厳しい激戦階級ですが、平岡アンディ選手と共に世界の最前線で活躍する姿が見れたらと思います。
それでは。